赤ちゃんの口腔ケア
赤ちゃんの歯磨き🪥
赤ちゃんに歯が生え始めるのは、生後7カ月頃。
下の前歯、真ん中の2本から生えてきます。
したがって、歯磨きを始めるのは生後7カ月ごろが目安です。
でも歯が生える前からできる準備があります。
口の中は敏感なので赤ちゃんでなくても触られるのを嫌なものです。
①最初のうちは、顔や手足を触って愛情を伝える一環で、口のまわりや口の中をそっと指やガーゼなどで触って慣れさせてあげてください。
②そして、下の前歯が生えてきたら歯磨きのスタートです。
いきなり硬い歯ブラシを使うと、違和感から歯磨きが嫌いになってしまうかもしれないので、最初は柔らかい毛先の歯ブラシなどで磨いてあげてください。
歯の汚れは唾液により洗い流されますので、しっかり磨こうと考えなくても大丈夫です。
大切なのは「歯磨きに慣れる」ということなのです。
不正咬合
こどもが歯ブラシを嫌がる理由
● 口の中を触られるのが怖い
歯磨きの時間だけ、いきなり口の中を触られたり、顎(あご)を固定されたりすると、赤ちゃんも不安を感じてしまいます。
ですから、歯磨きに慣れる準備として、赤ちゃんの口にポンポンと手を当てたり、頬を抑えてはパッと離したり、口の周りや頬、顎に触って、楽しませることで、遊びながら口を触ることに慣れさせましょう。
● 姿勢が怖い
歯ブラシの時に仰向けになるのを嫌だという子もいます。
まずはスキンシップをして仰向けに慣れるようにしましょう
● 痛い
しっかり磨こうと意識し過ぎて力が入りすぎると、痛いのは当然です。
痛いというイメージがついてしまわないように、力加減を注意しましょう。
特に上唇小帯に注意してください。
お子さんが自分で歯磨きをはじめる時期
こどもがスプーンなどを自分で使うようになり、また歯ブラシをしっかり持って自分の口の中に入れることができたら、こどもに自分で歯ブラシを持たせてみましょう。
こどもが「自分で歯磨きする習慣」を早い時期からつけることが大切です。
この時期は、まだ自分で上手に磨くことはできませんが、口に入れているだけであっても、自分で歯磨きさせることが大事です。
こどもが歯磨きしている間は、安全の為にも必ず見守り、終わったらほめてあげましょう。また、必ず仕上げ磨きをしてあげましょう。